Home > 映画祭について > ヒストリー > 開催概要

映画祭の歴史 第10回東京国際映画祭  上映作品一覧

第10回開催では、「エアフォース・ワン」「タイタニック」の2作品がオープニングを飾り、ハリソン・フォードさんやレオナルド・ディカプリオさんをはじめ、多数のゲストが来場しました。また、前年にこの世を去った「マルチェロ・マストロヤンニ特集」が行われました。

「ニッポン・シネマ・クラシック」では、プログラム・コーディネーターの山根貞男さんらによってロシアで行われた調査の結果がもたらされ、発見された幻の日本映画の中から4本が初めて上映されました。

そして、第10回開催を機に、「アジア秀作映画週間」は「シネマプリズム」と名を変え、同じくアジアを対象としながらも、セレクション対象地域と上映本数を拡大しました。

同年、カンヌ国際映画祭では、今村昌平監督の「うなぎ」に最高賞のパルム・ドールが与えられたほか、河瀬直美監督が「萌の朱雀」でカメラ・ドールを受賞するなど、日本映画界に吉報が届けられました

第10回(1997)受賞結果
インターナショナル・コンペティション受賞結果
応募総数317本(50ヶ国)

東京グランプリ・都知事賞
「パーフェクトサークル」 (アデミル・ケノヴィッチ)
「ビヨンド・サイレンス」 (カロリーヌ・リンク)

審査員特別賞
「ブラス!」 (マーク・ハーマン)

最優秀監督賞
アデミル・ケノヴィッチ (「パーフェクト サークル」)

最優秀脚本賞
カロリーヌ・リンク/ベス・ゼルリン (「ビヨンド・サイレンス」)

最優秀女優賞
ルネ・リュウ (「青春のつぶやき」)
ツェン・ジン (「青春のつぶやき」)

最優秀男優賞
役所広司 (「CUREキュア」)

最優秀芸術貢献賞
「女たちの反乱」
  (監督:アダマ・ドラボ/撮影監督:リオネル・クズン)

特別功労賞
マノエル・デ・オリヴェイラ監督 (「世界の始まりへの旅」(原題))

ヤングシネマ1997コンペティション受賞結果

東京ゴールド賞・都知事賞
パルヴィズ・シャバァズィ監督 (「南から来た少年」)

東京シルバー賞
ポール・シュレットアウネ監督 (「ジャンク・メール」)

東京ブロンズ賞
ティム・ブレイク・ネルソン監督 (「神の目」)

アジア映画賞1997
「バッド・ムービー」 (チャン・ソヌ)

オープニング作品
「エアフォース・ワン」 
ウォルフガング・ペーターゼン 監督
「タイタニック」 ジェームズ・キャメロン 監督

クロージング作品
「セブン・イヤーズ・イン・チベット」 
ジャン=ジャック・アノー 監督

KEIRIN.JP