昨年9月に亡くなったドキュメンタリー作家、佐藤真の初長編にして代表作品。新潟県阿賀野川のゆたかな自然の中で生きる村人の日常の姿を、ともに村に暮らし働きながらキャメラに収めた3年間の記録。穏やかな光に満ちた映像とは裏腹に、川との深いつながりゆえに新潟水俣病の被害者家族となってしまった人々の残酷な現実が映し出される。
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傑作選
阿賀に生きるLiving on the River Agano
©阿賀に生きる製作委員会
1992年 日本
監督:佐藤 真
カラー 115分 16mm 日本語