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2009.02.26
[更新/お知らせ]
映画批評家プロジェクトの表彰式が行われました!

2月23日、東京国際映画祭事務局にて、第3回批評家プロジェクトの表彰式が行われました。

今回、佳作に入賞した青木吉幸さん、柿本直太さん、古川 徹さんの3名に、審査委員の品田雄吉さん、土屋好生さん、明智惠子キネマ旬報編集長からそれぞれ表彰状が授与されました。
※受賞者アイウエオ順

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受賞者の皆さんには、審査委員の品田さんから、“きちんとした文章が書かれていた。批評とは、どのように自分を出していくかの作業を行うことで、個性・主張が見えてくるもの。書き手自身が見えてくる作品を期待しています。”と、さらなる奮起を促され、土屋さんからは、“映像ではなく、文章ということをもっと意識してください。たくさんの映画を観て、文体の中に自分らしさを出す練習をしてください。”と、アドバイスが。明智さんからは、“品田さん、土屋さんと同じ意見です。もっと映画を観て、「キネマ旬報」を読んでください!”と編集長らしいお言葉をいただきました。


映画よりライブに行くことが多いという青木さん(昨年は『実録・連合赤軍 -あさま山荘への道程』のライブ感に心酔されたそうです)は、今回の受賞に対して、“ありがとうございます。これからも書き続けたいです。”と力強いコメント。
文学や音楽を専門として、今回の入賞作品も映画より文学を評する目で書いたという柿本さんは、“映画と共通する部分の批評を認めてもらえたことがうれしいです。他の受賞者のお2人のように、もっとたくさんの映画を観て、がんばります”と飛躍を誓えば、
2回目の入賞となる古川さん(年間200本を超える映画を鑑賞されるそうです)は、“(佳作での入賞に)何が自分に足りないかは、自分でもよくわかっています。もう一度、気を引き締めて、また挑戦したいと思っています。”と、新たな意気込みを語っていただきました。


その後の懇親会では、アカデミー賞での『おくりびと』『つみきのいえ』の日本映画ダブル受賞や、日本の映画館の現状など、映画にまつわる話題で大いに盛り上がりました。

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第3回批評家プロジェクト受賞者の皆さん。左から青木吉幸さん、古川 徹さん、柿本直太さん

受賞者の入賞作品はコチラから



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