2008.10.11
[更新/お知らせ]
黒澤明賞はニキータ・ミハルコフ監督と陳凱歌(チェン・カイコー)監督に
黒澤賞は04年に新設された東京国際映画祭の名誉賞で、ヒューマニズムに富み、娯楽性のある作品を数多く作り出した映画作家に贈られる賞です。
●ニキータ・ミハルコフ監督
[プロフィール]

モスクワ芸術劇場で演技を学び、63年『私はモスクワを歩く』の演技で注目を集める。その後、国立映画大学在学中に短篇を2つ監督。70年、卒業制作として作った短編『戦いの終わりの静かな一日』が高い評価を得る。74年、『光と影のバラード』で長編劇映画デビュー。77年の『機械じかけのピアノのための未完成の戯曲』で、サン・セバスティアン映画祭グランプリ金貝賞を受賞。91年は『ウルガ』でヴェネツィア映画祭金獅子賞、94年は『太陽に灼かれて』でカンヌ映画祭審査員グランプリとアカデミー賞外国語映画賞を受賞。
ほかにも『愛の奴隷』(76)、『黒い瞳』(87)、 『シベリアの理髪師』(99)、前作から8年ぶりの最新作となる『12人の怒れる男』(07)など。
●陳凱歌(チェン・カイコー)監督
[プロフィール]

以後、『大閲兵』『子供たちの王様』『人生は琴の弦ように』を監督。『さらば、わが愛-覇王別姫』で1993年のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。
ほかにも『花の影』(96)、『始皇帝暗殺』(98)、ハリウッドに渡った作品『キリング・ミー・ソフトリー』(01)、『北京ヴァイオリン』(02)、アジアのオールスターキャストを集結させた『PROMISE プロミス』(05)など。