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2008.10.20
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『ブラインドネス』舞台挨拶&記者会見にフェルナンド・メイレレス監督、ジュリアン・ムーア、木村佳乃ら登壇!
動画配信は終了しました。


国際色豊かな舞台挨拶の模様と、木村佳乃さんの独占インタビュー


フェルナンド・メイレレス監督独占インタビューはコチラから

カナダ、ブラジル、日本と国境を越えたスタッフが集結した『ブラインドネス』。
10月20日(月)、記者会見が行われ、ジュリアン・ムーアさん、フェルナンド・メイレレス監督、伊勢谷友介さん、木村佳乃さん、脚本家のドン・マッケラーさん、プロデューサーのニヴ・フィッチマンさん、同じくプロデューサーの酒井園子さんが登壇。

メイレレス監督は「ジュリアン・ムーアさんへの演技指導は?」という質問に対して、「彼女は素晴らしい女優で、この映画に心から賛同してくた。思った通りに演じてもらったのでほとんど何もしなくてよく簡単なものでした。」とジュリアンを絶賛。

初来日のジュリアン・ムーアさんは、日本の印象を「とてもエキサイティングで日本の文化が大好き。そしてすばらしい映画に参加できてとても幸せです。」と笑顔でコメント。

「盲目という設定でどんなトレーニングを行ったのか?」という質問に、メイレレス監督は「4ー5時間目隠しをしての追いかけっこをキャストだけでなく、クルーにも経験してもらった。」
トレーニングを受けた伊勢谷さんは「目隠しをすると車が横を通る時、本当は間隔が1mあるのに10cmぐらいに感じる。鈴の音だけを頼りに移動するというトレーニングをしたが、その時に一番頼りだったのが隣りにいる知らない誰か。その人に愛情があると安心し、愛情がないと関係は崩壊する。そこが映画のテーマの一つでもあると思う。そういうことがわかった良い経験だった。」
木村さんは「映画でのワークショップは初めてで新鮮だった。目隠しをしたトレーニングでは、その場にしゃがみ込んでしまうくらいに本当に恐怖を感じた。そうやって自分で感じたことが演技に役立った。」と実際に演じた上での感想を語った。

会見後には、「スウィーツ親方」こと芝田山親方(第62代横綱・大乃国)が、大ヒットを祈願し日本の伝統的和菓子として特大まんじゅうのお土産を持って応援にかけつける一幕も。それを目にしたジュリアンさんは「I love cake ! I love Japan!!」と喜び、そのチャーミングな姿に会場は笑顔となった。







『ブラインドネス』は11月22日(土)より全国ロードショー。
→作品詳細

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