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2008.09.05
[更新/お知らせ]
GTF トーキョーシネマショー2008が開催されました。

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東京国際映画祭の提携企画である、日本最大の試写祭り「GTFトーキョーシネマショー2008」が8/28(木)-8/30(土)の3日間、丸の内・東商ホールにて開催されました。

8月28日、約30社の映画会社が今後の一押し作品の予告編を紹介する「2008年秋-2009年ラインアップ・プレゼンテーション」でスタート。

さらにスペシャルイベント、「筑紫賞:ゴールデンタイトル・アワード」授賞式と「木村大作監督シネマトークショー」が行われました。

優れた日本語題名(タイトル)を顕彰する筑紫哲也氏発案の「筑紫賞:ゴールデンタイトル・アワード」は山田洋二監督の「母べえ」が受賞しました。
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プレゼンターとして登壇した岡田裕介東映社長(左)と受賞者として登壇した亀井 威松竹映像企画室長(右)


そして、イベントは『八甲田山』『駅 STATION』『鉄道員』など、日本を代表する名キャメラマンである木村大作氏を迎えてのトークショーへ。病気療養中で残念ながら欠席となった筑紫哲也さんに代わり、「ラインアップ・プレゼンテーション」でもナビゲーターを務めた襟川クロさんが司会進行をつとめました。
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木村大作監督(右)と襟川クロさん(左)


トークショーは、木村大作初監督作品となる2009年初夏公開の『劔岳 点の記』の話題から始まりました。69歳の木村監督がいかにして作品に挑んだか、監督自ら“苦行”と表現する過酷な撮影エピソード、山から見た日本の環境問題、日本映画の現状など、一部過激なユーモアを交えての木村監督の絶妙な話術で場内は終始笑いが絶えませんでした。トークの合間には『劔岳 点の記』のメイキング映像も上映され、詰めかけた観客の作品への期待がさらに高まりました。
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木村大作監督のトークで会場は大いに盛り上がりました


29日と30日には、計7本の2008年秋以降に公開される映画の試写会が行われ、どの回も盛況となりました。

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