TOHOシネマズでの作品上映以外にも数々のイベントが行われているのが、TIFF六本木会場の特徴。何気なく六本木ヒルズに立ち寄ってみるだけでも、“国際映画祭”の雰囲気が楽しめてしまうんです。

このカフェインタビューの模様は動画でも配信中！動画はコチラから
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　一般の来場者も気軽に利用できるカフェ「TIFF Movie CAFE」では、コンペティション出品作品の監督や出演者が登場して作品への想いや舞台裏を語る「TIFFコンペティション　カフェインタビュー」が連日行われています。カフェの中で“公開記者会見”をやっちゃおう！ という試みです。


　10月19日（日）、その第1回目には、フランソワ・デュペイロン監督作『がんばればいいこともある』の主演女優フェリシテ・ウワシーさんが登場。黒のドレスに足元は鮮やかなピンクのショートブーツ、さらには見事なスキンヘッド！　直前には同作の上映とティーチ・インが行われ、大きな拍手を浴びた彼女ですが、TIFF Movie CAFEでもまた、あたたかい拍手で迎えられました。


　同作は、パリ郊外を舞台に、娘の結婚式の日にとんでもないトラブルに巻き込まれてしまうアフリカ移民系家族の母親ソニアを主人公に、フランスの現実を浮き彫りにしていく作品。その独特なユーモアは、フェリシテさん曰く「監督も私も大好きな70年代のイタリア映画的……不幸を笑いで吹き飛ばすような」テイストだそうです。「監督やスタッフとともに、“ソニア”というキャラクターを作り上げていった」と言うフェリシテさんですが、「ソニアになりきった6か月でしたが、最終日は役と決別するために髪の毛を剃った」とのこと。綺麗な形の頭を撫でながら「ツルツルの頭を撫でるのも気持ちいいものですよ」とおどけて見せ、会場の笑いを誘いました。





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『がんばればいいこともある』 →作品詳細



カフェインタビューの前に行われた上映終了後のティーチ･インの模様は、フォトレポートで！