9/14（日）第1回したまちコメディ映画祭in台東のプレイベントが開催されました。

浅草在住のいとうせいこう氏が総合プロデュースを務める映画祭「第1回したまちコメディ映画祭in台東」の、11/21からの本祭に先がけてのプレイベントが行われました。

上野恩賜公園野外ステージ（不忍池水上音楽堂）を舞台に、
「したコメ」本祭で開催される「したコメお笑い幕間アワード2008」への出場権とグランプリ賞金を賭けて行われた、「若手芸人オーディション〜したコメお笑い幕間アワード2008への道〜」が、
昨年の第20回東京国際映画祭でも大好評を博した“声優口演”が「声優口演inしたコメ」として、それぞれ開催されました。


プレイベントの合間には、記者会見も行われ、「声優口演inしたコメ」に出演の羽佐間道夫さん、山寺宏一さん、井上喜久子さんが、「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員長 吉住 弘さん（台東区長）、総合プロデューサー・いとうせいこうさん、映画祭事務局長 鈴木貴徳さん（台東区文化観光部長）が登壇しました。


まずは、「声優口演inしたコメ」に出演の羽佐間さん、山寺さん、井上さんが、無声映画に“声”をつけることの楽しさや、難しさの苦労話を披露。また、11月に開催される「したコメ」について、羽佐間さんは「浅草の映画館が減ってしまう状況があったので、このようなイベントでこの町を盛り上げたい」と語り、東北学院大学在学時は落語研究会だったという山寺さんは「上京して上野から浅草の寄席へ行くのが楽しみだった。このイベントに参加することで、その頃の興奮が戻ってくるようでうれしい。」と楽しそうに語りました。


さらに、「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員長の吉住台東区長、いとうプロデューサー、映画祭事務局長鈴木台東区文化観光部長から、雷門-仲見世通り-浅草寺をつなぐレッドカーペットの開催（11/22）などの概要と、映画祭に対する意気込みが述べられました。

いとうプロデューサーはレッドカーペットについて、「世界で1番面白いと思われたい」とこのイベントへの熱意を語りました。


オープニング作品には、鈴木由美子原作『劇場版「カンナさん大成功です！」』（監督：井上晃一、主演：山田 優、山崎静代）が決定、渥美 清さんの生誕80年、13回忌を記念した「寅さん」以外の作品を上映する企画、特集〜もうひとりの「渥美 清」〜の開催も発表されました。


「第1回したまちコメディ映画祭in台東」は、2008年11月21日（金）-24日（月・祝）にて、浅草・上野地域で開催されます。


その他の情報は、したコメ公式サイトをご覧ください。
www.shitacome.jp