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2009.08.11
[更新/お知らせ]
ドキュメンタリー作家・土本典昭監督作品の特集上映が行われます!
東京国際映画祭では、これまで土本典昭監督の作品を上映してきました。
第20回東京国際映画祭 特別企画 映画が見た東京では『ドキュメント 路上』と『日本発見シリーズ 東京都』を上映。土本監督にも来場いただいたトークショーは大変好評でした。東京をテーマにした映画を撮ることについて問われた監督は「地方出身の自分には東京に対する劣等感が強くあって、それは作品に反映されている」とコメントされました。
Dir.Tuchimoto
トークショーにご参加いただいた際の土本典昭監督(中央)、左は撮影監督の奥村祐治さん
2009 TIFF


残念ながら、2008年6月24日、監督は亡くなられ、追悼の意をこめ、第21回東京国際映画祭 natural TIFF部門傑作選では、『不知火海』を上映しました。
Dir.Tuchimoto
第20回TIFFにご参加いただいた土本監督と奥様。作品部田中文人と一緒に
2009 TIFF


その『不知火海』、『ドキュメント 路上』を含めた、土本典昭監督作品の特集上映が、東京国立近代美術館フィルムセンター 小ホール(地下一階)にて行われます。
8月11日(火)より計23本(17プログラム)の土本典昭監督によるドキュメンタリー作品が上映されます。

上映企画詳細はコチラから
上映スケジュールはコチラから


東京国立近代美術館フィルムセンター展示室では、2009年6月30日より没後1年となる土本監督の思想と行動の軌跡をたどる、展覧会を8月30日(日)まで開催中です。

展覧会詳細はコチラから






『不知火海』

siranui
青林舎

[監督]土本典昭

[解説]2008年6月に惜しくも亡くなった記録映画作家、土本典昭の代表作品。70年代以降徹底して「水俣」にこだわり続けてきた土本だが、本作では公害汚染によって壊滅してしまったかと思われた海が甦ろうとする姿にキャメラを向ける。「ここで生き続ける人がある限り、ここは甦るのだ」ということを描ききれるかどうかが重要だと、監督自身が語っている。
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