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2008.09.19
[更新/お知らせ]
ラインアップ発表記者会見に、渡部篤郎監督、高岡早紀さん、前田 哲監督が登場しました。
 第21回東京国際映画祭の開幕を1か月後に控えた9月18日(木)、ラインアップ発表記者会見が、メイン会場の一つである六本木ヒルズにて行われました。

 財団法人日本映像国際振興協会高井英幸から「ハードとソフトの両面、国内国外、政官財に通じる人物」との紹介をうけ、本年度からTIFFチェアマンとなった依田 巽が登壇し「多くの方に参加いただき、優れた作品をたくさんご覧いただける映画祭にしたい」との抱負を語りました。
 また、今年の映画祭のテーマの「エコロジー」に沿って、従来のレッドカーペットがグリーンカーペットに変わることを皮切りに、地球環境の大切さを描いた映画を特集する「natural TIFF supported by TOYOTA」や、シンポジウムの実施、そして、TOYOTA Earth Grand Prixの贈呈などの取り組みを発表。
 岩井俊二、黒沢 清、滝田洋二郎という日本映画界の最前線で活躍する3人の監督をゲストに迎え、監督自身が選んだ作品や、ファンによる投票によって選ばれた作品をオールナイト上映する新企画「映画人の視点 Director's Angle」も紹介されました。
 そして、「コンペティション」部門、「特別招待」部門を中心に、今年の映画祭の全ラインアップが披露され、アジア最大級の映画の祭典の全貌が明らかになりました。


 記者会見の締めくくりには「コンペティション」部門に選出された2つの日本映画『コトバのない冬』の渡部篤郎監督、主演の高岡早紀さんと『ブタがいた教室』の前田 哲監督が登場。


 出品決定の感想は?という質問に対して、渡部監督は「古くからの仲間と一からつくってきた映画が、東京国際映画祭で上映されることはとてもうれしい。」と照れ気味に喜びを語ると、前田監督はこれまでのキャリアを振り返りつつ「第1回で受賞した相米慎二監督と同じ舞台に立ちたいという想いが(監督10本目にして)ようやく実現しました。」と力強く語っていました。
 一方、高岡さんは「このような素敵な映画祭に参加することができ、大変光栄です」と笑顔で語り、「雪の北海道で薄着のまま雪かきをする渡部監督の姿をみて、皆で渡部さんの為に頑張ろうって言ってました」と、懐かしそうに撮影時を振り返りました。
 続いて披露された、それぞれの作品の演出手法からは、両監督の強い自信が感じられ、『雪に願うこと』以来の日本映画による東京サクラグランプリ獲得への期待が高まりました。



 『コトバのない冬』 →作品詳細
 『ブタがいた教室』 →作品詳細

『コトバのない冬』、『ブタがいた教室』など、「コンペティション」部門上映作品のチケットは、
9月27日(土)からのインターネット先行発売につづいて、10月4日(土)一般発売開始!
※チケット購入方法の詳細はコチラから


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