2008.10.26
[更新/お知らせ]
命と食の大切さを描いた映画『ブタがいた教室』のティーチ・インと記者会見が行われました!
10月25日(土)渋谷のシアターコクーンでコンペティション部門『ブタがいた教室』の上映が行われました。上映後のティーチ・インには前田 哲監督と主演の妻夫木聡さんが登場!満員の客席からの黄色い歓声に包まれました。
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受賞後の記者会見
映画の見所でもある、ブタを食べるか食べないかについて子供たちが行うディベートシーンについては、「子供たちに自分の言葉を出してもらうように、訓練をして撮影に挑みました。具体的なことを言わせるのではなく、7台のカメラを用意して、その時に出た感情を撮影しました。台本にない、本気の言葉をやり取りした現場でした」と撮影時の様子を語る前田監督。
担任の星先生役の妻夫木さんは「このディベートシーンは一番大事な場面です。子供たちが気負いしてしまった時に、教師として何ができるかというのが映し出されている。子供は純粋だから想いをそのままぶつけてくる、大人も鏡みたいに自分をぶつけていかなければ。心でぶつかれば、子供たちも心でぶつかってくる、そんな貴重な体験でした」と演技への姿勢を語りました。
最後の質問では、監督自ら質問者を選んだところ、選ばれた人は何と松山ケンイチさん! この突然のサプライズに妻夫木さんも観客もびっくり。事務所の後輩である松山さんから、映画中の演技について指摘を受けて苦笑いの妻夫木さん。それについて解説する前田監督、という3人の会話が会場の笑いを誘っていました。
さらに!サプライズゲストとして、本作の主題歌を担当したウルフルズのトータス松本さん、星先生のモデルになった黒田恭史さんが登場。トータス松本さんによる映画主題歌「花のように 星のように」の生ライブが行われました。
最後に妻夫木さんは、「映画祭のコンペティションに選んでいただいたこと、世界のみなさんに少しでも見てもらえたことが本当に光栄です。命とはどうあるべきか、人間とはどうあるべきか、この映画には嘘がない。心と心のキャッチボールをぜひ見てもらいたいと思います。」と観客にメッセージを送りました。
満員の会場の中、笑いがありつつも一つ一つの質問に熱心に答えてくれた前田監督と妻夫木さん。妻夫木さんの「“いただきます”という日本語のとおり、命をいただくというありがたみを忘れないことが、生きることにつながっていくのだと思う」という言葉が印象的でした。
舞台挨拶後、場所を移しての記者会見が続いて行われ、前田監督、妻夫木さんが質問に答えました。
「教師という役を演技するにあたって、最も苦労したことと嬉しかったことは?」という質問に、「苦労したのは、子供たちとの距離感。その距離感をなくすために、子供たちの顔と名前を全員覚えること、子供たちには撮影中でなくても“妻夫木さん”ではなく、“星先生”と呼ばせました。役者としてではなく、教師としてという方向性から、この役に挑みました。嬉しかったのは、撮影ではないとき、子供たちの悪ふざけに本気で怒ったときのこと。子供が本気で謝ってきたとき、これから一緒に頑張ろうな、と声をかけたことで、教師の気持ちを実感できて気持ちが良かったです」と当時の様子を語る妻夫木さん。
また、「グランプリで賞を取れる自信は?」という質問に、「しょうですね~」とギャグを言う前田監督、そんな監督につっこむ妻夫木さんの掛け合いが笑いを誘い、賑やかな記者会見になりました。
→作品詳細
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映画の見所でもある、ブタを食べるか食べないかについて子供たちが行うディベートシーンについては、「子供たちに自分の言葉を出してもらうように、訓練をして撮影に挑みました。具体的なことを言わせるのではなく、7台のカメラを用意して、その時に出た感情を撮影しました。台本にない、本気の言葉をやり取りした現場でした」と撮影時の様子を語る前田監督。
担任の星先生役の妻夫木さんは「このディベートシーンは一番大事な場面です。子供たちが気負いしてしまった時に、教師として何ができるかというのが映し出されている。子供は純粋だから想いをそのままぶつけてくる、大人も鏡みたいに自分をぶつけていかなければ。心でぶつかれば、子供たちも心でぶつかってくる、そんな貴重な体験でした」と演技への姿勢を語りました。
最後の質問では、監督自ら質問者を選んだところ、選ばれた人は何と松山ケンイチさん! この突然のサプライズに妻夫木さんも観客もびっくり。事務所の後輩である松山さんから、映画中の演技について指摘を受けて苦笑いの妻夫木さん。それについて解説する前田監督、という3人の会話が会場の笑いを誘っていました。
さらに!サプライズゲストとして、本作の主題歌を担当したウルフルズのトータス松本さん、星先生のモデルになった黒田恭史さんが登場。トータス松本さんによる映画主題歌「花のように 星のように」の生ライブが行われました。
最後に妻夫木さんは、「映画祭のコンペティションに選んでいただいたこと、世界のみなさんに少しでも見てもらえたことが本当に光栄です。命とはどうあるべきか、人間とはどうあるべきか、この映画には嘘がない。心と心のキャッチボールをぜひ見てもらいたいと思います。」と観客にメッセージを送りました。
満員の会場の中、笑いがありつつも一つ一つの質問に熱心に答えてくれた前田監督と妻夫木さん。妻夫木さんの「“いただきます”という日本語のとおり、命をいただくというありがたみを忘れないことが、生きることにつながっていくのだと思う」という言葉が印象的でした。
舞台挨拶後、場所を移しての記者会見が続いて行われ、前田監督、妻夫木さんが質問に答えました。
「教師という役を演技するにあたって、最も苦労したことと嬉しかったことは?」という質問に、「苦労したのは、子供たちとの距離感。その距離感をなくすために、子供たちの顔と名前を全員覚えること、子供たちには撮影中でなくても“妻夫木さん”ではなく、“星先生”と呼ばせました。役者としてではなく、教師としてという方向性から、この役に挑みました。嬉しかったのは、撮影ではないとき、子供たちの悪ふざけに本気で怒ったときのこと。子供が本気で謝ってきたとき、これから一緒に頑張ろうな、と声をかけたことで、教師の気持ちを実感できて気持ちが良かったです」と当時の様子を語る妻夫木さん。
また、「グランプリで賞を取れる自信は?」という質問に、「しょうですね~」とギャグを言う前田監督、そんな監督につっこむ妻夫木さんの掛け合いが笑いを誘い、賑やかな記者会見になりました。
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