2007.12.28
[更新/お知らせ]
世界の映画人から寄せられた、第20回東京国際映画祭への祝辞
1985年、渋谷で産声をあげた東京国際映画祭が第20回を迎えた今年、歴代の審査員の方々、グランプリ受賞監督など、TIFFに縁のある世界の映画人の方々からたくさんの祝辞をいただきました。公式プログラムや会期中配布したデイリーニュースにて掲載したそれぞれのメッセージが大変好評につき、本サイトでは紙面には登場しなかったお祝いの言葉も加えて皆様にご紹介します。これらの方々の惜しみないご協力に感謝を申し上げるとともに、今後も皆様の応援に添えるような映画祭作りを目指します。来年度もご期待ください。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ/アンディ・ラウ/キャメロン・ディアス/チェン・カイコー
クイーンズゲイト男爵パットナム卿C.B.E./ジャッキー・チェン/ジェレミー・トーマス/中井貴一
根岸吉太郎/市川 崑/イ・ビョンホン/リュック・ベッソン/篠田正浩/ミロス・フォアマン
中谷美紀/スティーヴン・スピルバーグ/ティエン・チュアンチュアン/ツイ・ハーク
山田洋次/チャン・イーモウ (アルファベット順)


映画祭のご成功と今後のご発展をお祈り申し上げます!
第20回東京国際映画祭のご成功を心よりお祈り申し上げます。このような素晴らしい映画祭に直接参加させていただけないのは非常に残念ですが、今は新作の撮影中で、来年の公開を楽しみにしているところです。映画祭の今後のご発展をお祈り申し上げます。


アジアと世界の映画の発展に大きく貢献した20年でした。
映画祭のますますの発展と、世界の重要な映画祭となられる日の来ることを希望します。
私の長いキャリアを振り返ってみても、第1回東京国際映画祭で審査委員長を務めたときのことは、私の生涯の中でももっともチャレンジングで楽しく、とてつもなく満足のいく経験でした。この映画祭や運営者の方々に対して、私は生涯そのご恩を忘れることはないでしょう。

世界が注目する映画祭
私にとっていまでも映画というものは、皆と共有する体験を伴って観客を感動に誘う最も効果的な方法です。通常、映画祭では厳選されたヴァラエティ豊かな作品を、大きなホールで観賞します。映画のよさはこういう形でこそ生きてくるのだと思います。素晴らしい作品を見つけて、それについて人々と語り合ったり、幸せな気分になったり、日常生活とはかけ離れた何かに触れたり…映画祭とはそういう機会を与えてくれるものです。
現在では誰もが好きなように映画を観ることができますが、ぜひとも映画祭で映画を観る時間を見つけて、お祭りを楽しんでもらいたいと思います。ボン・フェスティバル!

20回目の東京国際映画祭の開催、おめでとうございます。
第1回クロージング映画として、私の出演しておりました「ビルマの竪琴」が上映され、NHKホールに舞台挨拶にうかがったことが昨日のことのように思い出されます。
世界で開催される映画祭に比べ、まだまだ若い映画祭だと思いますが、この先年月を重ねて、世界の映画人が東京国際映画祭にノミネート招待されることを心から願うような、ますます素敵な映画祭になりますことを心より祈っております。微力ではございますが、その一端を担えるよう私も努力してまいります所存です。


「雪に願うこと」が第18回のサクラ グランプリ他4冠をいただいたことは、私の映画人生の忘れられない出来事でした。おかげで映画にむかって頑張る気持ちが、毎年TIFFの開催が近づくとわいてきます。
東京から発信しよう。



理性のある年頃
美しい年頃
大人と呼べる年頃
20歳は、新しい生活をはじめるのにぴったりの年だ。
東京国際映画祭が末永く続きますように!
東京国際映画祭が20回目を迎えると知って感慨があります。第2回の審査員をしたときは呉天明監督の「古井戸」を観ました。中国映画の隆盛の魁になりました。以来、この映画祭が上映した作品の数々は、世界を写す鏡の役割を果たしてきたと思います。ますますの充実と発展を期待します。


第20回の開催を、心よりお慶び申し上げます。
人々の心を照らす一条の光のような作品が、東京国際映画祭を通して、世界に発信され続けることを祈念いたしております。

これから何年も東京国際映画祭が続くことを期待しています。



映画は若い芸術だから、20年といえばひとつの歴史です。関係者の皆さんの御苦労に感謝すると共に、次の10年が希望にあふれた歴史であることを念じてやみません。
東京国際映画祭20周年にあたり、心からお祝い申し上げます。私が出演した「古井戸」は確か第1回か第2回上映作品でした。たとえて言えば、東京国際映画祭はまさに青春溌剌たる20才の若者と同じ。特にこの数年は角川歴彦氏のご尽力もあり、この若者がますます生き生きとした表情を見せてくれましたことは、実に喜ばしくめでたいかぎりです。2005年には光栄にも私は審査委員長を務めさせていただき、高倉健さんと映画祭に参加することが出来ました。レッドカーペットを歩いたことがないという高倉さんが私のために付き合ってくださったのです。その時の光景は今も目に浮かびます。角川ゼネラル・プロデューサーはラーメン好きの私のために、わざわざパーティーに有名なラーメンのシェフを招いてくださいました。あのラーメンの格別の味を思い出すと今もよだれがたれそうになります。
