東京国際映画祭は皆様からの多大なるご支援をいただき、今年第21回目を迎え、10月18日（土）から26日（日）までの9日間、六本木ヒルズと渋谷のBunkamuraをメイン会場として開催することとなりました。

世界に認知される国際映画祭として、質の高いユニークな映画祭を実現するという従来の路線を踏襲し、多くの国内外の映画業界関係者が集い、映画ファンが「楽しめる」、「参加できる」映画祭となるようスタッフ一同とともに諸政策を推進していきたいと考えています。

また同時期開催するマーケットであるTIFFCOMや「JAPAN国際コンテンツフェスティバル（コ・フェスタ）」ともより一層連携し、映画を通じて日本の強みであるマルチコンテンツを海外にアピールし、海外ビジネスを積極的に展開してまいります。

今年の東京国際映画祭は、「地球環境を守る」ための「エコロジー」の重要性をテーマとして、従来のレッドカーペットに替えて「グリーンカーペット」を実施し、人間と自然との共生をテーマとした新旧の作品を特集する部門の新設や、全部門から環境やエコをテーマとした秀逸な作品に新たにアワードを贈呈するほか、環境・エコロジー関連の面白く判りやすいカンファレンスなどの開催を含め、内外の全ての人が参加し、ホスピタリティを肌で感じる映画祭を実現したいと考えています。

また、当公式ウェブサイトも皆様に映画祭をより楽しんでいただくためのフレンドリーなサイトを目指します。公式ウェブサイトで最新情報をチェックして、会場にお出かけください。

深まり行く秋の美しい10月、是非東京国際映画祭にお越しください。スタッフ一同とともにお待ちしております。

東京国際映画祭（TIFF&TIFFCOM）チェアマン 依田　巽