地球は人間をつくった。人間は映画をつくった。
世界共通の娯楽である映画は、常に時代と併走し共鳴するものです。 評価される作品には、その時代の人間や社会が抱える問題が、少なからず反映されています。 それは恋愛や人間関係など普遍的なものから、政治的、反戦的なメッセージなど多岐に及んでいます。
そしていま、全世界が向き合うべき重要な問題のひとつに、地球環境をいかにして守るかということがあります。 映画もこの問題を避けて通ることはできません。
もちろん作品単位では、環境への提言を中心に据えた映画は多数存在しています。 しかし、地球環境保全というメッセージを掲げた国際的な映画祭は、ほとんど存在していません。
だからこそ、この東京から多くの映画人たちが、環境問題について考え、提言をはじめるのです。 するとそのメッセージは世界中を駆けめぐり、映画人だけでなく広く浸透していくための きっかけや気づきになるのではないでしょうか。
そしてそれは世界中の人々にだけでなく、映画人たちにとっても有意義なことです。 地球の環境は、映画にとっても大切な環境。 映画を生みだした人間を、生みだしたのは地球なのですから。
Action! for Earth.